飛べない鳥

 

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 更新日:2018年8月24日

ダチョウの足の速さは時速何km?生態や特徴、生息地も紹介!

オオカミ先生
ダチョウは世界一がいっぱいある不思議な鳥なんだ!
ニコ丸
へー!
どんな世界一があるの?
オオカミ先生
よしっ!
じゃあ詳しく説明していくよ!

 

ダチョウは飛ぶことをやめて走ることを選んだおもしろい鳥です。
鳥は空を飛ぶために極限まで体を軽くする必要があります。そのため骨はもろく、体も小さいのが普通ですが、ダチョウは筋肉質で頑丈な体を持っています。

走るスピードや体の大きさ、さらに卵の大きさまで世界一のダチョウはどんな生活をしているのでしょうか?

鳥類最大最強のランナー「ダチョウ」に迫ってみましょう。

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ダチョウには世界一がたくさんある!?

みなさんもよく知っているダチョウには、鳥類の中で世界一なことがたくさんあるんです。

・世界一足が速い!
・世界一背が高い!
・世界一重たい!
・世界一目が良い!
・世界一卵が大きい!
・世界一腸が長い!

ニコ丸
すごいね!世界一だらけだ!
それぞれ詳しく紹介していこう!

 

ダチョウの足の速さは時速何km?

ダチョウの一番の特徴はたくましい足です。
走ることに適していて、最高時速70kmで走ることができます。
しかも時速60kmくらいのスピードなら1時間以上走り続けることができます。
持久力も桁違いですね。

これは2足歩行の動物では最速、アフリカではチーターの次に速いことになります。
地上を走る鳥類では間違いなく世界一のスピードです。

このスピードを可能にしているのが強靭な脚力特殊な指です。
ダチョウの脚力はすさまじく、最大4.8トンものパワーを発揮します。
ライオンですらキックで殺してしまうことがあるんです。

さらに足の指は2本しかありません。
しかもその内の1本はかなり小さく、爪もないため、ほとんど使っていません。
1本の指に力を込めることで、パワーが1点に集中し、とてつもない脚力を生み出しているんです。

 

オオカミ先生
2本足で歩くエミューやヒクイドリには指が3本あるんだ!
ダチョウとは大きな違いだね!
ニコ丸
日本にいる飛べない鳥の代表はヤンバルクイナだね!
沖縄の北部「やんばる」にしかいない珍しい鳥だよ!

 

ダチョウの生息地はどこ?

ダチョウが暮らしているのはアフリカ大陸の中部と南部です。
過去にはアフリカ大陸全地域とアラビア半島にも生息していたようですが、乱獲や人間の移入により絶滅しています。

サバンナや砂漠、背の低い木々が生えている地域を生息地としています。
視覚に頼っているダチョウは、森林のような視界が悪い地域では天敵の発見が遅れてしまいます。
開けて見晴らしのよい地形を好むんです。

オオカミ先生
ダチョウにも嗅覚がないわけではないんだ!
でもライオンやハイエナの方が鼻がいいから、森林では先に見つかってしまう恐れがあるんだね!

 

ダチョウの特徴!世界最大って本当?

ダチョウは頭から足までの高さ(体高)がオスで2.3m、メスでも2mを越えます。
体重は100kg~130kgです。
現在地球上に存在している鳥類で最大の大きさです。

さらに目の大きさも陸上生物では最大の直径5cm、重さ60gです。
人間の目は直径2.5cm、重さは7gほどなので、その大きさの違いが分かると思います。

鳥類は視力が発達していて、タカやワシは上空から小さな獲物を見つけられます。
ダチョウはその中でもダントツです。
なんと5km先まで見渡せるんです。

危険の多いサバンナで生き残るため、視力を発達させ、いち早く天敵を見つけられるように進化したんですね。

ニコ丸
ちなみにダチョウは脳が40gなんだって!
脳より目の方が大きいんだね、、、

 

ダチョウはオスが黒い羽、メスが灰色の羽を持っています。
オスは夜に卵を温めることが多いため、天敵から見えにくい色をしているんです。
これで一目でオスとメスを見分けることができますね。

羽はフワフワと柔らかく、空気の抵抗が少ない造りです。
走るのには最適ですが、飛ぶことには適していませんね。
ダチョウは竜骨突起(りゅうこつとっき)と呼ばれる大胸筋を大きくするための骨が発達していないため、翼を動かせても飛べないんです。

陸上で生きることを選んだんですね。

ニコ丸
ダチョウは漢字で「駝鳥」って書くよ!
「駝」は「駱駝(ラクダ)」に使われているよね!
ダチョウがラクダのように背中に何かを乗せられそうだからこんな名前がつけられたんだって。
オオカミ先生
英語では「Ostrich」って呼ばれているよ!

 

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ダチョウは卵も世界最大!?

最大のからだをもつダチョウは卵も特大です。
直径は15cm、重さは1.5kgもあります。
ニワトリの卵が50gほどなので、約30倍の大きさってことになりますね。
鳥類どころか卵界最大の大きさです。

殻の厚さは2mmもあり、なんと80kgの衝撃に耐えることができるんだとか!
過酷な環境で子孫を残すため、卵の頃からすでに頑丈なんですね。
ダチョウがたくましい理由がよーく分かります。

ニコ丸
ダチョウの卵は食べるとニワトリの卵よりもあっさりしているんだって!
おいしいって評判なんだよ!

 

ちなみにニュージーランドにはダチョウと同じように飛べない鳥「キーウィ」が生息しています。
キーウィは小さい体なのに大きな卵を産むことで有名です!

オオカミ先生
体に対して卵の大きさが合っていないんだ、、、

 

ダチョウの生態!

ではここからはダチョウの生態を紹介します。
彼らは普段、どのような生活をおくっているのでしょうか?

オオカミ先生
次のことを見ていこう!

・ダチョウの食性
・ダチョウの繁殖方法
・ダチョウの性格

ダチョウの食べ物は何?

ダチョウは草食性に近い雑食性です。
普段は植物の草、種子、花などを食べています。
口には歯がないため、胃に飲み込んだ石(胃石)ですり潰します。
体の大きいダチョウは飲み込む胃石も特大です。

鳥類最長のながーい腸を持っていて、食べた植物を発酵させてエネルギーを作れるんです。
馬や牛と同じような特徴ですね。

雑食性なため、植物以外にも昆虫や小型の爬虫類を食べることもあるようです。

 

ダチョウは子育てがおもしろい!

ダチョウは繁殖期になるとオス同士がケンカして、勝ち残ったものだけが群れに残ります。
負けたオスは群れから追い出され、違う群れに合流したり、自分の群れを作ったりします。
ライオンと似た部分がありますね。

勝ち残ったオスは複数のメスと群れを作り、自分が掘ったくぼみに卵を産ませます。

ダチョウのおもしろいところは、メスにも順位があるところです。
順位の最も高いリーダーメスは、オスと一緒に群れを守ります。
そして自分の卵と一緒に、他のメスの卵も温めます。
15個ほどの卵をいっぺんに温め、自分の卵を他の卵の中心に持っていきます。

オオカミ先生
こうすることで自分の卵が外敵から襲われる確率を下げているんだ!
リーダーメスの特権は卵を確実に孵すことなんだよ!
ニコ丸
なるほど、リーダー以外のメスの卵は真っ先に襲われてしまう可能性があるんだね!
でも階級が低いから文句を言えないのか、、、

 

卵が孵ってからも、ヒナ同士は群れで行動します。
これも生き残る可能性を上げるための行動ですね。

アフリカ大陸は危険しかありません。
こんな環境で生き残るため、
・複数のメスが産んだ卵をまとめて温める
・ヒナは集団で行動する
これを徹底することで、確実に子孫を残す必要があるんです。

ニコ丸
ダチョウはたくましいね!
普段動物園で見る姿とは全然違うんだな~

 

ダチョウの性格は?自分で骨折しちゃうほどせっかち!?

生き残るために必死なダチョウは、何をするにも全力です。
走るのはもちろん、ケンカも本気で行います。
日常生活の全てを手抜きせずに行うんです。

そして極めつけは座るときです。
勢いよすぎるため、座ったときにおしりの骨が折れてしまうこともあるんだとか、、、

何事も全力で行うのは良いことなのかもしれませんが、座るときぐらい手を抜いてほしいですね。
骨折していては元も子もありませんし、、、

ニコ丸
んー、、、
これは残念なポイントだね!

 

ちなみに凶暴な性格の飛べない鳥もいます。
世界一危険な鳥と呼ばれる『ヒクイドリ』は、オーストラリアの危険生物です。

 

絵本紹介「かたあしだちょうのエルフ」

「かたあしだちょうのエルフ」はダチョウのエルフが主人公の絵本です。
大きくてたくましい体を持つエルフは、いろんな動物からの信頼が厚く、天敵からも守ってあげていました。
しかしエルフはライオンとのバトルで片足を失ってしまいます。
そして片足になってしまったエルフにクロヒョウが襲いかかります、、、

私はこの絵本を読んで20年近くが経っていますが、今も感動を忘れることができません。
大人が読んでも泣けます。
興味のある方、お子さまに読んであげたい方は、ぜひ手に取ってみてください。

 

まとめ

ダチョウは鳥類の中で世界一な特徴がたくさんあります。
動物園で何気なく見ていましたが、実はものすごくたくましい鳥だったんですね。

飛ぶ代わりに脚力を強くし、時速70kmで走れるその体は、アフリカ大陸という過酷な環境で生き残るための進化だったんですね。
ダチョウを見る機会がありましたら、この世界一たくましい鳥を応援してあげてください。

ニコ丸
最後まで読んでくれてありがとう!
また遊びに来てね~

 

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