ここには動物に関係のある展示物がたくさんあるんだ!
動物好きなら一度は行っとかないとね!
上野動物園が混みすぎているときはこっちに行くのもいいかもね!
国立科学博物館は東京の上野にある博物館です。
創立は1877年。自然史に関する資料を展示している由緒正しい施設です。
中には恐竜や古代生物の化石、動物のはく製などがたくさん展示されています。
動物園とはまた違った目線で楽しめそうですよね。
子どもたちにとってもかなり大切な教育ができると思います。
上野動物園は休日にはめちゃくちゃ混み合います。お隣に行くのもいいのではないでしょうか。
パンダの行列なんてこんなに混みます、、、
好きなところにジャンプできます
国立科学博物館のアクセスはちょ~簡単!入館料はいくら?
国立科学博物館の住所は『〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20』です。
ここは上野動物園と同じ『上野公園』内にあります。
アクセスも同じで、JR山手線の『上野駅』で降りれば到着します。
上野動物園を正面に見て、右に曲がれば着きます。
入り口の看板もあるため、分かりやすいのも旅行者にとってありがたいですね。
入館料は大学生以上が620円で、なんと高校生以下は無料です。
ちなみに券売機ではなく受付でチケットを買うと、写真付きの入館券がもらえるため、ちょっとうれしいです。
国立科学博物館は日本館と地球館に分かれている!
国立科学博物館は大きく2つの建物に分かれています。
日本館では日本の自然を、地球館は地球全体をテーマとした展示です。
入り口は日本館にあるし、コインロッカーもあるため、まずは日本館から見ていくのがいいと思います。
※ちなみにコインロッカーは100円で、荷物をとると返金されます。めっちゃ混んでますが、、、
もちろん隣同士の建物です。移動に時間はかかりません。
国立科学博物館、日本館の見どころ!
日本館は日本の自然や歴史、自然科学の発展というテーマで展示が行われています。
・1F南:日本列島の素顔
・2F北:日本人と自然
・2F南:生き物たちの日本列島
・3F北:日本列島の生い立ち
・3F南:日本列島の素顔
日本館では日本人がどのように発展してきたか、生活様式はどうだったのか、そして自然とどのように接してきたかなどを学べます。
また、日本で見られる生き物や絶滅危惧種なども展示されているため、環境悪化の現状も知ることができます。
日本の科学の発展!旧時計がかっこいい!
日本館の1階、南側には『自然を見る技』として、時計や顕微鏡などの道具が展示されています。
現在でこそわたし達の生活に当たり前に存在しているこれらの道具ですが、江戸時代や明治時代初期にはとても貴重だったはずです。
まさに日本人の道具作りの原点と言えるのではないでしょうか。
特に和時計がとってもかっこよかったです。
顕微鏡や虫眼鏡といった自然を見るために欠かせない道具もありました。
目には見えない生物がはっきりとそこに存在している、、、
初めてこれを作った人の驚きと感動は計り知れませんよね。
日本を代表する化石!フタバスズキリュウ!
日本を代表する恐竜の化石と言えば『フタバスズキリュウ』ですよね。
日本で発見されている首長竜で、これほど状態の良い化石はまだ発見されていないんだとか、、、
ここではフタバスズキリュウの化石のレプリカを見ながら、その概要なども知ることができます。
発見の経緯や名前の由来などを見ると意外にも知らないことだらけでした。
国立科学博物館で確実に見ておきたい展示の一つです。
昆虫の展示がおもしろい!
日本列島は他の大陸から孤立している島なため、日本固有の生き物が多く存在しています。
特に昆虫は移動能力が弱いため、隔離された日本列島で独自の進化を遂げてきました。
国立科学博物館では子どもたちが大好きな昆虫も多く展示されています。
その中でも特におもしろかったのがクワガタのツノとセミの鳴き声です。
ぜひ体験してほしいな!
セミの鳴き声はボタンを押すと聞こえてきます。体験型なので子どもたちも飽きませんよね。
もちろん、大人もセミの声に耳を澄ませると懐かしい気持ちになれます。
日本列島と海の関係!
日本は島国です。
海との深い関係は外せませんよね。
浅瀬の生き物はもちろん、深海では世界的にも珍しい生き物がじゃんじゃん見つかっています。
また、四季がはっきりしていて、季節による海流の違いも出てくる、、、海の生物の多様性は日本だからこそ見られるものなんです。
国立科学博物館では深海生物から見覚えのある魚まで、多種多様なものが模型で展示されていました。
見やすかったので結構入り浸っていたのを覚えています。
こんなのもいました。
『オオメンダコ』、、、気になりますね。
国立科学博物館、地球館の見どころ!
地球館は日本館よりスケールが広がり、地球全体をテーマとした展示がされています。
生命がどのように誕生したかを映像で学べる『地球史ナビゲーター』をはじめ、化石やはく製もいっぱいです。
また、親子で楽しめる迷路コーナーもあるため、親子でも安心して楽しめます。
ただ、祝祭日は別料金が発生するほか、申し込みは事前にWEBでしないといけないため注意が必要です。
地球史ナビゲーターがすごい!映像で見る地球の歴史!
地球史ナビゲーターは生命の誕生から現在の人間の暮らしまでをショートムービーで学べます。
360°スクリーンになっていて、それぞれ違うシーンが流れています。
ここは本当におもしろかったです。
映像自体は同じものがエンドレスに流れているだけなのですが、なぜかずーっと見てしまっていました。
地球が誕生してから生命が生まれ、恐竜やマンモスの時代を経て現在のような人間の時代を迎える、、、
全ては原子から生まれ、そして原子へ戻っていきます。
もしかしたらわたし達人間の時代もいつか終わりを迎えるのかもしれません。そう思ってしまいました。
地球史ナビゲーターはおすすめナンバーワンです。
ぜひ子どもたちと地球の、そして生き物の歴史を楽しみながら学んでみてください。
恐竜や動物たちの化石がいっぱい!
国立科学博物館で最も気になるのが化石ですよね。
日本館にも化石が展示されているのですが、地球館では世界規模の化石のレプリカが見られます。
地球館のB1階〜B2階は、生き物の多様性をテーマとした展示がされています。
ここは化石のオンパレード。
もちろん恐竜の化石が多く、間近で迫力満点なものを眺められます。
特にティラノサウルスやトリケラトプスが睨み合っている化石、巨大なブラキオサウルスの化石は圧巻です。
人気エリアなので人が多いのですが、2階から化石を見下ろせるのは新鮮でした。
本当にこんな生き物が生きてきたんだなぁ〜、、、としみじみ思ってしまったのを覚えています。
しかも化石は恐竜だけではありません。
巨大な亀『アーケロン』や、ワニよりはるかに大きな生物を真下から観察できます。
他にもマンモスなどの哺乳類の化石も展示されていて、地球上の生き物を、化石とともにタイムスリップしたかのように観察できます。
化石と言えば恐竜って感じだけど、哺乳類が展示されているのは新鮮だな~!
人間の暮らしも再現されているんだよ!
これは見たことないね!
動物のはく製ゾーンがちょ~楽しかった!
国立科学博物館のメインと言えば化石ですが、実は動物のはく製もかなり人気のコーナーなんです。
世界中の動物たちが大量に並べれらていて、ガラス張りの床なんかもあります。
しかもすべての動物の詳細を調べられるモニターもあり、動物好きにはたまらない空間が作られています。
メジャーな動物から見たことない動物まで、はく製だからこそ細かいところまで観察できます。
科学体験コーナーで遊ぼう!
科学館と言えば体験も外せないですよね。
地球館の地下3階は自然の仕組みを探る方法を体験できるコーナーです。
ここで遊びながら科学を勉強するのも楽しそうですよね。
どこに行きたいか目星をつけておくといいかもね!
まとめ
国立科学博物館は日本一の科学館です。
科学に関する展示はもちろん、動物の化石やはく製も展示されています。
地球の歴史を自然と共に振り返る、、、
わたし達が何気なく生活している今の時代ですが、ここに至るまでの歴史がたくさんあるんです。
その歴史を体験や観察によって勉強できるのは、子どもだけでなく大人にとってもうれしいことですよね。
地球が生まれて、どのようにして生き物が現れ、そしてわたし達の暮らしがどのようにして発達してきたのか、、、
子ども達に伝えるためにも、国立科学博物館で学んでみませんか。
また遊びに来てね~!
この記事へのコメントはありません。